2010年07月30日

道雪の諫言

道雪は主君である大友宗麟がキリスト教に昏倒し、
また、家臣に対する悪ふざけや内政をおざなりに
する姿勢を見て、度々諫言を行っています。

もちろん、大友家を想っての諫言ですが、
宗麟からすれば面白いことではなく、
一説にはこうした道雪の日々の諫言が煩わしく、
道雪を遠ざけようとするために
本拠の豊後から遠ざけ、豊前・筑前に置いたのではないか、
という話もあるほどでした。

道雪の諫言のエピソードには枚挙にいとまがありません。

ある時、宗麟は凶暴な猿を手元に置き、
遊びで家臣に飛びかからせ、その反応を面白がり、
これには家臣もウンザリしていました。

これを聞いた道雪は宗麟の前に出向き、
案の定、宗麟が猿をけしかけてきたので、
道雪はこれを鉄扇で叩き殺してしまいます。

驚く宗麟に「人を弄べば徳を失い、物を弄べば志を失う」
と諫言したので、宗麟は非常に反省したと伝えられます。

また、宗麟が酒に溺れる性格であったため、
ある時道雪は、家でドンチャン騒ぎの大宴会を開き、
その宴会の場に宗麟を招待します。

普段カタブツで口うるさい道雪が宴会に招いてくれたとして
宗麟は上機嫌で道雪のもとに伺いました。

すると、酒の席で道雪から諫言を受け、
宗麟はこれにも非常に反省させられたようです。

posted by まっつん at 14:43| Comment(8) | 道雪の諫言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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